死装束と死化粧

死装束と死化粧

病院で亡くなった私の祖母が無言の帰宅をした際には、既に死装束を身につけていました。

搬送を担当してくれた葬儀社の方の説明では、亡くなった際に看護士さんの手により湯灌(遺体を洗い清める)を済ませ、死装束を着せてくれたとのことでした。

病院がそこまでしてくれるの?と感動したのと同時に、既に死装束を着ていたことで、死の現実を猛スピードで認めざるを得ない状況でした。

しかし、和服を好んでいた祖母のために死装束として着物を着せてあげたい!という意見が飛び出しました。
これに対し、着物で三途の川を渡れるか!などの反対意見もあったりと・・・
しばらくすったもんだしましたが、最終的には着物を着せてあげ、その上に死装束をかけることで落ち着いたのでした。

この様に、一般的なイメージの白装束ではなく、故人が気に入っていた衣服を旅立ちの衣装としてあげることは、決して珍しいことではなくなってきた様です。

しかしそれでは死装束の説明にはなりませんので、一般的な死装束についてご説明します。

宗派や地域により異なるのを前提に..

仏式の葬儀を行う場合、通常は経帷子や仏衣と呼ばれる白い衣装を着用します。
これに、手甲、脚絆、頭巾(三角布)、白足袋、草鞋を装着し、険しい旅路に備えるのです。


葬儀をお考えの際は、必ず明細のある詳細な見積書をもらいましょう。


また、首からは頭陀袋を下げ、なかには六文銭を印刷した紙が入れられています。
この六文銭は三途の川の渡し賃となりますが、誰でも判別可能な偽銭で良いのであろうか?との疑問は残ります・・・。
ちなみに何故六文銭なの?の理由については、六道説、六地蔵説など様々です。

さて、私の祖母のお話に戻させていただきます。
癌の加療中であった祖母は、頬などがこけてしまい元気な頃の面影がなくなってしまっていました。
そこで、いわゆる死化粧をプロの手に委ねたのです。
するとどうでしょう!自宅に戻ったときとは比べものにならないほどきれいになりました。
血色がよく、元気な頃の祖母に限りなく近い(またはそれ以上)に変貌を遂げたのです。
これには家族皆が驚きました。

通常死化粧といえば、男性はひげを剃り、女性は薄化粧と言われますが、プロに任せることで、とてもきれいなお顔で送り出してあげることができるのです。

明細もなく「一式いくらです」と言われてそのまま契約してしまうと、あとから高額な請求書が送られてきてしまう場合があるので、詳細が分かるような見積書をもらいましょう。

 

 

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